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研究情報一覧

 

 

【1】610名の慢性腎疾患女性に2年間、カルシウム1200mg とビタミンD3 800IUを摂取させたところ、腎障害の程度に限らず、すべての腎疾患患者で骨密度ミネラルが上昇したことがわかった。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22551881

 

【2】8~14歳の女性120名にマグネシウムを1日当たり300mg 、12ヶ月間摂取させたところ、股関節の骨密度が増加したことから、マグネシウムが骨の健康に役立つと考えられています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17018656

 

【3】鉄の摂取と貧血に関する研究(7件:7000名)において、鉄を1日あたり4.9~20.0mg/kg 、3~24ヶ月間摂取させたところ、ヘモグロビンや血清フェリチンの増加が確認されたことから、鉄の摂取が貧血の予防に役立つと考えられています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18554425

 

【4】銅は多くの酵素を構成するミネラルで、抗酸化酵素SOD、ヘモグロビン合成酵素セルロプラスミン、コラーゲン関連酵素リジルオキシダーゼ、メラニン 合成酵素チロシナーゼなどの構成ミネラルで、はたらきに重要な役割を果たします。特にチロシナーゼはメラニン産生に関わるため、機能不全に陥ると、毛髪や 光彩の色素障害につながります。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16112186

 

【5】新生児から小児にかけての成長の度合いと亜鉛の関係を調査した研究(33件、2,945名)において、亜鉛を1日あたり 1~50 mg 、8週間以上摂取させた研究で調査したところ、発育不良予防のための、亜鉛の摂取では生後6か月という時期において顕著に効果が見られました。亜鉛が新生 児の発育不良抑制に役立つと考えられています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12036814

 

【6】ヨウ素は成長と発育に重要な役割を果たす甲状腺ホルモン「チロキシン」の構成要素であり、チロキシンの約65% をヨウ素が占めることから、ヨウ素は甲状腺機能の維持と甲状腺ホルモンの産生に欠かせないミネラルであることがわかりました。

http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1214.pdf

 

【7】10名の健常体重(BMI22.8±0.41)被験者と10名の肥満(BMI28.00±0.81)被験者を対象に3週間、プラセボ群および セレン摂取群による酸化ストレスの影響について調べました。セレン200μg/mlの3週間摂取群は、プラセボ群と比較して肥満被験者のみを脂質ヒドロペ ルオキシドを減少させました。肥満でのセレンの摂取は、脂質酸化を抑制すると考えられました。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21593809

 

【8】Ⅱ型糖尿病患者にクロムシステイン化合物を摂取させると、インスリンや酸化ストレスを低減させ、インスリン抵抗性を改善するとされています。そのためクロムには、Ⅱ型糖尿病に対する予防作用が期待されています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22674882

 

【9】モリブデン欠乏症の新生児では先天性難治性疾患を持つことが知られており、脳の大幅な委縮に見られる脳神経に対する障害と、尿酸生成不能が知られています。尿酸生成不能に関しては、モリブデンが構成要素である尿酸合成酵素キサンチンオキシダーゼの欠如によるものです。モリブデンには脳機能維持 や尿酸合成機能に対して極めて重要な役割をはたすと考えられています。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11720800

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